おまとめローンは信販系が便利!審査にかかる日数は?

信販系おまとめローンの審査を考えている方のためにどんな書類が必要なのか、どんなメリットデメリットがあるのか詳しく説明していきます。人気の信販系も紹介していくため、どのおまとめローンを選んだら良いのか分からない方も注目してみて下さい。

人気の信販系おまとめローンを紹介

JCBファーストローン

JCBファーストローン+は国内の国際ブランドJCBが提供しているカードローン専用カードです。このカードローン専用カードでは2種類の方法で借入できます。

  • CD/ATM(全国のコンビニや金融機関など)
  • キャッシング振込サービス(インターネット/電話で申込みすると口座に振込)

返済方式は次の2種類を用意しています。

  • 残高スライド元金定額払い
  • 毎月元金定額払い

残高スライド元金定額払いがデフォルトで設定されています。必要に応じて毎月元金定額払いに変更しておくと良いでしょう。余裕のある時は最寄りのCD/ATMにてまとめ払いができます。

オリコカードローンCREST

オリコカードローンCRESTは国内の大手信販会社が提供しているカードローンです。審査時間は最短25分、スピーディーな審査を行っています。此方のカードローンも2種類の方法で借入できます。

  • 提携ATM/CD(全国の銀行や信用金庫、信用組合、コンビニ)
  • インターネット/電話(平日13時30分までの受付で即日振込)

来店不要で借りたい時はインターネットまたは電話で申込みすると便利です。次のような2種類の返済コースを用意しており、都合に合わせて選べます。

  • 残高スライド返済コース
  • 定額返済コース

毎月最少額で返済したい方は残高スライド返済コース、毎月幾ら返済するのか分かりやすいほうが良い方は定額返済コースを選ぶと良いです。

セゾンローン百選おまとめローン

セゾンローン百選おまとめローンはクレディセゾングループのセゾンファンデックスが提供しているおまとめローンです。カードローンとは違い、おまとめ専用のため指定口座に振込するという形で融資を行っています。

返済方式は住宅ローンで良く見られる元利均等返済方式です。元本と利息を合計した毎月の返済額が一定となるため、返済プランを立てる時にも役立ちます。

アフターサービスを提供しており、返済期日に遅れそうな時はアドバイザーに相談できます。ボーナス併用払いも用意しているため、ボーナスを貰っている方は早期完済するために利用してみて下さい。

気になる金利や限度額は幾ら?

借入限度額

信販系おまとめローンの場合、借入限度額の目安は最大500万円~800万円ほどとなっています。500万円でも十分な借入限度額ではないでしょうか。

ただし申込み者全てで最大借入限度額が設定される訳ではありません。返済能力や信用力が低い方は借入限度額も低めになるために注意して下さい。

審査基準は公開されていませんが、ギリギリだと感じている方は希望借入限度額を高くし過ぎないほうが良いです。借入件数もできるだけ減らしてから申込みしましょう。

返済期間

借入限度額が高い信販系おまとめローンほど返済期間も長くなるのが基本です。借入限度額800万円の信販系おまとめローンの場合、最大8年から12年ほどが返済期間の目安となっています。

返済プランに無理があるとその後の返済が困難になりかねません。幾ら融資を受けたら、毎月の返済額は幾らになるのか、事前にシミュレーションして下さい。

金利

利息は借入額や金利、利用日数などによって変わります。おまとめが必要な時は借入額や利用日数が多めになるため、なるべく低金利なおまとめローンを選びたいところです。

信販系おまとめローンでは最大年14%から年18%ほどが目安となっています。数%でも長い目で見ると大きな利息差となります。

担保や保証人の有無

ローン商品によっては担保や保証人が求められます。準備できないと利用できませんが、信販系おまとめローンの多くで担保や保証人は不要です。ただし担保や保証人が必要なローン商品と比較すると借入限度額が低め、金利が高めとなります。

主婦でもおまとめできる?

安定した収入を得ているなど申込み条件に合致している場合は主婦の方でも、信販系おまとめローンに申込みできます。ただしパートやアルバイトを除くという条件付きの信販系おまとめローンがあるために注意して下さい。

安定した収入を得ていても少ない場合は借入限度額が低くなります。返済に遅れが生じると遅延損害金が発生し、余計な支払が増えるために注意して下さい。

申込みする前にチェックしたい必要書類

申込みしてから必要書類を準備するよりも、申込みする前に準備したほうがスムーズです。そのため事前に必要書類について知っておきましょう。次のような2種類の必要書類があります。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類

本人確認書類とは?

申込み者が本人なのか確認したい時に必要なのが本人確認書類です。なりすましによる申込みを防ぐために提出を求めています。本人確認書類は次の通りです。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳カード
  • 住民票の写し

収入証明書類とは?

申込み者が収入を得ているかどうか調べるために必要なのが収入証明書類です。次のような収入証明書類があります。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 確定申告書
  • 納税通知書
  • 課税証明書

信販系おまとめローンによって本人確認書類や収入証明書類の種類が異なるため、事前にホームページにて確認して下さい。

在籍確認は行われる?

審査の際に申込み者が申告した勤務先に勤めているかどうか電話で確認するのが在籍確認です。一部の申込み者には嘘の勤務先を申告するケースが見られるため、信販系ではカードローンでもおまとめローンでも在籍確認を行います。

勤務しているように偽装するアリバイ会社を利用してはいけません。アリバイ会社による契約は詐欺罪や詐欺未遂罪に問われる恐れがあるのです。

在籍確認の電話は非通知、個人名を名乗るのが基本のため、勤務先の人に知られる心配は少ないです。正しい勤務先の電話番号を申告して下さい。

どんな申込み方法があるの?

信販系おまとめローンによって申込み方法が異なりますが、主な申込み方法は次の通りです。

  • インターネット
  • 電話
  • ファックス
  • 郵送

インターネット

インターネットで申込みする時は信販系のホームページにある申込みフォームにアクセスして下さい。申込みフォームには住所や氏名、電話番号など様々な項目があります。

一つ一つ正確に記入または選択して申込みを完了させて下さい。審査合格後、契約を行うと融資が受けられるようになります。

電話

電話で申込みする時は自宅の固定電話や携帯電話などで信販系の電話番号にかけて下さい。インターネットは24時間受付ですが、電話には受付時間があるために注意が必要です。電話番号を間違えると迷惑がかかりますので正しい電話番号でかけて下さい。

ファックス

ファックスで申込みする時は申込書の必要事項に記入し、ファックス送信にて提出します。申込書はホームページにてダウンロード、または店頭窓口で入手できます。薄すぎる、濃すぎると不鮮明になるため適度な濃さに調節して下さい。

郵送

郵送で申込みする場合は入手した申込書の必要事項に記入し、信販系の住所まで送付して下さい。届くまで日数がかかるため、申込みから融資まで期間がかかります。急ぎでおまとめしたい時には向きませんので、インターネットまたは電話で申込みして下さい。

信販系おまとめローンにはどんなメリットがある?

毎月の返済額が減る

信販系のおまとめローンでは余裕を持った毎月の返済額を用意しています。特に残高スライド返済方式を用意している信販系おまとめローンには毎月の返済額が減るメリットがあるのです。

1社におまとめしやすい

クレジットカードのキャッシングは少額融資が基本のため、おまとめには向きません。しかし信販系おまとめローンなら十分な借入限度額があるため、1社におまとめしやすいメリットがあります。

複数社から借りていると各社返済するのに手間がかかりますよね。幾ら借りているのか分かり難いですが、1社におまとめすると返済が楽になる、幾ら借りているのか明確になります。

総量規制の対象外

消費者金融系や信販系カードローンは総量規制の対象です。融資が受けられるのは年収3分の1まで、借入額が多く年収が少ない場合は1社におまとめするのが困難になります。貸金業法に基づくおまとめローンを提供している信販系なら総量規制対象外なのです。

銀行カードローンでは申込み者の返済能力を超えた過剰融資が問題となったため、大手銀行中心に自主規制に乗り出しています。主な対策は次の通りです。

  • 借入限度額の引き下げ(年収3分の1までなど)
  • 収入証明書類の提出条件引き下げ(希望借入限度額50万円まで)

総量規制対象外の銀行カードローンであっても自主規制により制限がかかるのです。しかし信販系おまとめローンでは銀行のような自主規制は行っていません。総量規制も自主規制も気にせずに利用できるのが信販系おまとめローンです。

安心感がある

クレジットカードを持っている方は多いのではないでしょうか。信販系はJCBやオリコ、クレディセゾンなどクレジットカードの発行で著名な会社がおまとめローンを提供しています。

JCBはVISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、DINERS CLUBと並ぶ5大国際ブランドの一つです。世界シェア5位の国際ブランドとなっており、信頼感も高くなっています。

知らない会社が提供するおまとめローンより安心感がありますよね。特に長期で返済していく場合は大きなメリットとなります。

デメリットもある

銀行おまとめローンと比較すると信販系おまとめローンの金利は高めの設定です。消費者金融系と同水準となっており、毎月の返済は減っても利息が増える可能性があります。

消費者金融系より審査が厳しいために返済能力が低い方、信用力が低い方も注意して下さい。審査時間は銀行系より短めですが、消費者金融系より長めの傾向があります。

信販系でも即日審査・即日融資が受けられるカードローンがあります。しかし即日審査が受けられる信販系おまとめローンでも融資が受けられるのは数営業日後の場合があるため、急ぎの時も注意が必要です。