おまとめローンの「審査が通りやすい」銀行なんてありません!

おまとめローンの審査に通りやすい銀行なんてありません!!
現在、一部銀行を除いては、銀行カードローンでのおまとめは金融庁の締め付けによってできなくなっています。そのため、もしかして、おまとめローンの審査に通りやすい銀行が探せばあるのでは?という甘い考えは捨ててください。
現在おまとめローンを行っているのは、銀行では横浜銀行カードローン、そして消費者金融のみです。また、これらのおまとめローンは、代理の返済でカードローンではありません。そのため、借りたお金を他で使ってしまうことがなく、本気で完済したい人に効果的だといえます。
おまとめローンに通りやすい銀行はありませんが、通りやすくするコツはいくつかあるので、今回は本気で完済を考えている人向けに、おまとめローンに通りやすくする方法を解説します。
当サイトおすすめ「おまとめローン」!
おまとめにも使える銀行カードローン!神奈川,東京,群馬(前橋市,高崎市,桐生市)に居住または勤務の方限定になるのでご注意ください。最大限度額1,000万、金利1.9%〜14.6%と銀行ならではの魅力のスペックです。
尚、おまとめ専用ローンではなくカードローンなので、追加の借入ができてしまいます。お金の管理をきちんとできる自信のない方は申し込まない方がいいでしょう。
融資限度額 | 最高 1,000万円 |
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金利 | 年利 1.9%〜14.6% |
融資スピード | 最短翌日融資 |
返済期間 | カードローンのため残債によって変わる |
WEBから申込後に必ずオペレーターに「おまとめローン希望」の旨伝えてください。ただ、他社借り入れを合算しても年収の6分の1に満たないという程度であれば、普通にWEBからフリーキャッシングを申し込み他社に一気に返済してしまうのが一番早いです。
融資限度額 | 最高 300万円 |
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金利 | 年6.3~17.8% |
融資スピード | 最短即日(※1) |
返済期間 | 最大10年 |
※1 平日の14時までにWEB契約完了が必要
WEBから申込後に必ずオペレーターに「おまとめローン希望」の旨伝えてください。アコムのおまとめローンは返済期間が13年7ヶ月と長いのが特徴
融資限度額 | 最高 300万円 |
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金利 | 年7.7~18.0% |
融資スピード | 最短即日(※1) |
返済期間 | 最大13年7ヶ月 |
※1 平日の14時までに審査完了することが条件
目次
消費者金融のおまとめローン
次に消費者金融のおまとめローンについて解説します。消費者金融には、通常のカードローンのほかにもおまとめローンがあります。この、おまとめローンというのは、「貸金業法に基づくおまとめローン」といい、法律によって決められているものです。
「貸金業法に基づくおまとめローン」の特徴は3つあります。
- 今の借入先に直接返済がされる
- 追加融資は出来ない
- 年収の1/3以上でも融資を受けられる
おまとめローンとカードローンの違いとして一番大きい点は、追加融資ができないことです。そのため、カードの発行もありません。借り入れしたお金はすべて直接返済されるため、他の事に借り入れしたお金を使ってしまう心配がなく、借金完済できる可能性が高くなります。
尚、消費者金融のおまとめローンは、通常のカードローンと金利、限度額が異なるため、まずはおまとめローンの金利、限度額を確認してみましょう。
一般的な消費者金融のおまとめローンでは、金利が12%から15%、借り入れ限度額が300万円から500万円となっています。消費者金融のおまとめローンは、総量規制の対象外となっているため、年収の三分の一以上の借入も可能となっています。
消費者金融のおまとめローンの最長返済期間は次の通りです。
- アコム 13年7か月
- アイフル 10年
- プロミス 10年
大手3社の中では、アコムが13年7か月と最長となっています。毎月の返済額をなるべく少なくしたければ、返済期間の長いアコムに申し込むといいでしょう。
銀行カードローンによるおまとめ
複数の会社から借り入れをしている場合、1社にまとめることで金利が安くなる場合があり、おすすめなのがおまとめローンです。しかし2017年、金融庁は過剰融資や自己破産者の増加を指摘し、全国の銀行は無視できない状況となり、自主的に融資を規制するようになりました。その結果、以前に比べ銀行からローンを組むのが難しくなりました。
おまとめローンにしなくても、銀行カードローンで借り入れを行いそのお金を返済に充てればいいのではと思われる方もいるかもしれません。確かにそれは言えるのですが、いくつか問題点があります。ここでは、その問題点を紹介します。
1つ目の問題点は、そもそもおまとめ専用ローンではないことです。おまとめ専用ローンはカードローンに比べて金利や審査が甘くなっているという特徴があります。よって、借金を完済したい人にはおすすめとなっているのですが、カードローンはおまとめローンではないため、金利も審査も厳しくなっています。かえって借金が増えてしまうということにもなりかねません。
2つ目の問題点は、カードローンだとおまとめ以外にも使えてしまうということです。借金を返済できない人多いのが、借り入れを行っても返済以外のことについつい使ってしまうというケースです。人間であるため誘惑に負けてしまうというのは仕方ない面がありますが借金返済という面ではよくありません。
3つ目の問題点は消費者金融を完済するとまた消費者金融から借り入れを行う事ができる点です。こうなってしまうと、結局借金を増やしてしまうだけでありおすすめできません。
おまとめローンの代わりに銀行のカードローンを利用しようかなと考えている人は、上記に紹介した問題点を一度考えてみてくださいね。
おまとめローン比較表
現在おまとめローンを行っているのは、横浜銀行カードローンと消費者金融です。ここでは、横浜銀行カードローンと消費者金融大手3社におけるおまとめローンの金利、限度額、最長返済期間を比較していきます。どの会社からおまとめローンを受けたほうがいいのかの参考にしてみてくださいね。
社名 | 金利 | 限度額 | 最長返済期間 |
---|---|---|---|
横浜銀行カードローン | 年利 1.5%〜14.6% | 1.000万円 | 10年 |
アコム | 実質年率 7.7%~18.0% | 300万円 | 13年7か月 |
プロミス | 実質年率 6.3%~17.8% | 300万円 | 10年 |
アイフル(おまとめ) | 実質年率 3.0%~17.5% | 800万円 | 10年 |
アイフル(借りかえ) | 実質年率 3.0%~17.5% | 800万円 | 10年 |
おまとめローンの審査に通るためのポイント
おまとめローンの審査に通るためには、いくつかのポイントを押さえておいた方が良いです。ここでは、おまとめローン審査に通るためのポイントを4つ紹介します。
1つ目は他社の借入件数が3社以下という点です。もちろん、他社からの借り入れがなければそれがいいのですが、多くても3社以下にしておきましょう。
2つ目は借入残高が年収の1/3以下という点です。借入残高が年収の1/3以下でないと新たに契約するのが難しいといえます。そのため、借入残高は年収の1/3以下にしておきましょう。
3つ目は過去に滞納したことがないという点です。過去に滞納したことがある場合、データとして残っています。滞納は信頼を下げる事になるため、中には滞納した経験がある方には貸さないという場合もあります。
4つ目は勤務年数が長い点です。勤務年数が長ければ安定した収入があると解釈されます。安定した収入がある方であればしっかりと返済してくれると考えるため、勤続年数が長ければ長いほど借り入れしやすいといえます。 おまとめローンの審査に通りやすくするためには、上記の4点をおさえておきましょう。
こんな人は、おまとめローンの審査に通らない
ここでは、おまとめローンの審査に通らない人はどんな人なのかまとめていきます。おまとめローンの審査を考えている人は、これから紹介するポイントに当てはまらないか確認してみてくださいね。
まず1つ目に、借入件数が3社以上、借入残高が年収の1/3を超えている人です。借り入れを行う基準として借入件数は3社以下、借入残高が年収の1/3というのがあり、これをクリアできないとおまとめローンの審査は厳しくなります。
2つ目に、勤続年数が短い人です。勤続年数は安定した収入があるかの目安になるため、勤続年数が少ないと審査が厳しくなります。
3つ目にブラックリスト入りしている人です。過去に滞納したことがある場合、1か月に3社以上連続申し込みを行ったことがある人などはブラックリスト入りしている可能性がありますブラックリストに入ってしまうと借り入れできる可能性は低くなります。過去の信用情報は5年間は保存されているため、現在は借金がなくても過去5年以内に金融事故があれば、借り入れができないケースはあります。 また、借入件数や債務残高、勤務先などウソの情報を申告した場合も当然です審査に落ちます。
自分は審査に通らないと思ったらどうする?
もしかしたら自分は審査に通らないかもと不安になる方もいるかもしれません。そんな方はこれから紹介する方法を試してみてください。対策する事で借り入れできる可能性もあるのであきらめずやってみてくださいね。
まずは、借入件数を3社以下、借入残高を年収の1/3以下にするようにしましょう。それが困難な場合は、借入件数だけでも3社以内にしましょう。借入残高よりも借入件数が重要になるため、借入件数を3社以内にしておくのが賢明です。今持っているカードローンにまとめることができないか考えてみましょう。
カードローンをまとめる方法としては、まずは現在使っている1つか2つのカードローンの限度が額を上げてもらい、それにまとめます。そして、使わなくなったカードローンを解約します。カードローン会社としてもなるべく借りてほしいため、延滞なく返済していれば限度額を上げてくれるというケースは多く見られます。
カードローンやクレジットカードのキャッシング枠は、限度額がいつの間にか上がっているということもあるため、一度確認してみてくださいね。借入件数を減らすことでおまとめローンの審査に通りやすくなるためぜひ試してみましょう。
リボ払いのおまとめなら普通のカードローンでおまとめも
クレジットカードのキャッシングやリボ払いなどのおまとめならば普通のカードローンで借りてまとめるのも効果的だといえます。この場合、借入額が少額であるため、普通のカードローンで借りてまとめるのもいいでしょう。リボ払いは金利が高めに設定されていますが、消費者金融のおまとめローンよりも金利が安くなっている場合があり、場合によってこちらの方がいいという可能性もあります。
借入額が少ない場合は、消費者金融のおまとめローンよりも銀行のカードローンが金利が安いためおすすめです。借入額が100万円を超える場合には消費者金融のおまとめローンでも金利は15%まで下がるため、消費者金融のおまとめローンという選択肢も出てきますが、借入額が100万円以下の場合は銀行のカードローンでおまとめの方が金利が安くなります。
また、リボ払いに限りオリックス銀行では借り換えローンの申し込みが可能になるため、これを利用してみるのもいいでしょう。
普通のカードローンの場合は、返済以外の用途でお金を使ってしまうというリスクがありますが、消費者金融のおまとめローンよりも金利が安いため、リボ払いのおまとめなら普通のカードローンを利用してみるのも1つの手ですよ。
おまとめローンでまとめられない借金もある
おまとめローンは、どんな借金でもまとめられるわけではありません。
特に、消費者金融の「貸金業法に基づくおまとめローン」は、貸金業者(みなし貸金業者を含む)から借りた借金に限り「おまとめ」できます。
よって、銀行カードローンや、クレジットカードのショッピング枠の利用分、クレジットカードのリボ払いは、「貸金業法に基づくおまとめローン」は利用者できません。また、自動車ローンや教育ローン、デンタルローン、ペットローン等の「目的ローン」と呼ばれるものも「貸金業法に基づくおまとめローン」は利用者できない場合があります。
ただ、同じクレジットカードでもキャッシング枠の利用は貸金業者扱いになるため「貸金業法に基づくおまとめローン」の対象になります。
こういった「貸金業法に基づくおまとめローン」が利用できない借金をまとめたい場合は、銀行のおまとめローンを利用できます。銀行のおまとめローンは、各社独自の規定があるので一概に言えませんが、貸金業者よりは適用範囲は広いと言えます。